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激しい運動を2時間以上続けると腸内の毒素が血流中に漏れ出す

(2017年6月) "Alimentary Pharmacology & Therapeutics" に掲載されたモナシュ大学などの研究(システマティック・レビュー)によると、激しい運動を長時間にわたって継続すると腸にダメージが生じて腸の機能が損なわれる恐れがあります。 過酷な運動により腸の細胞が傷ついて、本来は腸に隔離されている細菌由来の毒素(エンドトキシン)が血流中に漏れ出すというのです。

エンドトキシンの血中濃度が増加すると、それに反応して生産される免疫細胞により発熱や炎症などが生じます。

レビューの概要

運動が腸に及ぼす悪影響について調べたこれまでの研究のデータを分析して、心肺機能が高い人であっても「最大酸素摂取量(VO2max)の60%の激しさで2時間」を超える運動を行うと腸に悪影響が生じかねないという結論に至りました。

過度の運動が腸に及ぼす悪影響は、気温が高いなど過酷な環境でひどくなるように見受けられました。

また、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患の患者にも、軽度~中程度の運動であれば有益だと思われます。