(2017年9月) "Sleep Medicine" 誌に掲載された日本大学などの研究によると、精神的ストレスの解消方法によっては睡眠への影響が異なります。
研究の方法
平均年齢54才の日本人男女 7,671人を対象に、過去1ヶ月間における精神的ストレスや睡眠障害の有無とストレス対処法に関するアンケート調査を実施しました。
結果
精神的ストレスが強い人は、睡眠の質が低い・昼間にシャキッとしない・悪夢を見るなどの睡眠関連トラブルが生じやすい傾向にありました。
睡眠に良くないストレス解消法
精神的ストレスがある場合に、次のような方法でストレスを解消する人には上記の睡眠関連トラブルが生じることが多くなっていました:- ストレスの原因となっている問題の解決を諦める
- ストレスの原因となっている問題をひたすら我慢する
- タバコを吸う
- お酒を飲む
睡眠に良いストレス解消法
精神的ストレスがある場合に、次のような方法でストレスを解消する人には上記の睡眠関連トラブルが生じることが少なくなっていました:- 運動をする
- 趣味を楽しむ
- 悩みを誰かに分かちあってもらう