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ストレスは高血圧や喫煙と同程度に心臓に悪い

(2012年12月) コロンビア大学によるメタ分析で、日々の生活で強いストレスを感じている人では、冠状動脈性心疾患(CHD)のリスクが通常よりも27%増加するという結果になりました。
冠状動脈性心疾患
冠状動脈性心疾患(CHD)とは心臓病のことで、心臓に血液と酸素を供給する血管の内側に脂肪やコレステロールなどのプラークが蓄積する(これを動脈硬化といいます)ことで血管が狭くなります。 その結果、心筋が一時的に酸欠になるのが狭心症で、酸素の供給が完全に途絶えて心筋の一部が壊死してしまうのが心筋梗塞です。
メタ分析の方法

このメタ分析では6つの研究のデータを集めて分析しました。 被験者数は合計で12万人近くになります。

これら6つの研究では、被験者にストレスの種類や頻度などに関するアンケートに回答してもらい、その後、平均14年間にわたって心臓発作やCHDによる死亡の率を追跡調査しました。

結果

ストレスの程度が高い人では、CHDになったりCHDで死亡したりするリスクが27%増加していました。 27%というリスク増加率は、悪玉コレステロール高血圧、一日五本の喫煙に匹敵するほどのリスクです。

研究者によると、高血圧などCHDの他のリスク要因を抱えている人ではストレスによってCHDのリスクが相乗的に増加する可能性があります。