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妊娠線などの肉割れには遺伝的な要因も関わっていた

(2013年8月) 23andMe という遺伝子関連企業の研究によると、妊娠線などの「肉割れ」の原因は妊娠や体重増加だけではなく、遺伝的な要因も関わっています。 つまり、母親に妊娠線が出た女性では、自分にも妊娠線が出る確率が高いというわけです。

研究の内容

肉割れ体質が遺伝することは、これまでにも知られていましたが、今回の研究では、肉割れの発症に関与する4つの遺伝子マーカーが特定されました。 今回の発見は、肉割れの効果的な治療法の開発につながる可能性があります。

この研究では、23andMe の顧客 33,930人の遺伝子データを分析しました。 このうち 14,000人に肉割れがあり、2万人にはありませんでした。

肉割れとは

肉割れ(ストレッチマーク)とは、お腹・乳房・上腕・お尻・太腿などの皮膚に表れる白いシマ模様のことで、医学的には線状皮膚萎縮症と呼ばれます。 妊娠線も肉割れの一種です。

肉割れは成人男女の50~80%に見られますが、その原因は明確にはわかっていません。 妊娠・成長期における体の急激な成長・体重(脂肪)増加などによる皮膚の過度の拡張以外にも多くの要因が関与していると考えられています。 副腎皮質ステロイドなどの薬の副作用として肉割れが生じることもあります。

肉割れの治療法

肉割れは発生時には最初はピンク色・紫色・茶色など(肌の色によって異なる)で、それが徐々に色を失っていきます。 肉割れは白っぽくなる前に治療すると治療の効果が出やすいのですが、白っぽくなってしまうと治療が難しくなります。

保湿が大切

肉割れの治療において重要なのは保湿です。 皮膚の水分が十分であると、皮膚の柔軟性が保たれ伸び易くなるためです。 1日に3~4回、保湿してマッサージもするとよろしい。 肉割れが発生から数ヶ月以内(まだ色がついている頃)であれば、レチノイド(ビタミンA)が有効(コラーゲンの生産を促進する)なのですが、妊娠中や授乳期には大事や赤ちゃんに悪影響があるので使用してはいけません。

クリームによる治療

グリコール酸やビタミンCはコラーゲンの生産を促進してくれるのですが、肉割れに有効であるというエビデンスが無いようです。 ココアバターやビタミンEを含有する肉割れ用のクリームも肉割れへの効果は期待できません。

病院での治療

病院ではレーザー治療やピーリングによる肉割れ治療を行っていますが、これらの治療法によっても肉割れを完全に消すことは出来ません。

時間が経てば目立たなくなる
肉割れは時間の経過によって完全に消滅しないまでも目立たなくなるのが普通です。