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「自分の余命は短いっぽい」と感じている人はホントに死にやすい

(2017年10月) "Health and Quality of Life Outcomes" 誌に掲載された韓国の研究で、「自分の余命が短い」と感じている人は死亡リスクが高いという結果になりました。

研究の方法

1万人超を対象に次の質問をしました:

「あなたは、ご自分が今後XX才まで生きる可能性は何%だと思いますか?」

XX」に入る数字は次のとおりです:

  • 64才未満:「75」
  • 65~69才:「80」
  • 70~74才:「85」
  • 75~79才:「90」
  • 80~84才:「95」
  • 85~94才:「100」
  • 95~99才:「105」
  • 100才以上:「110」

そして、質問をしてから最大で8年間にわたり生存状況を追跡調査して、主観的な余命と死亡リスクとの関係を分析しました。

結果

「自分が今後XX才まで生きる可能性は90~100%である」と回答したグループに比べて、他のグループの死亡リスクは次のようなものでした:
  • 80~70%と回答したグループ: 90~100%のグループと死亡リスクに差がなかった
  • 60~50%と回答したグループ: 42%のリスク増加
  • 40~30%と回答したグループ: 49%のリスク増加
  • 20~10%と回答したグループ: 80%のリスク増加
  • 0%と回答したグループ: 113%(2.1倍超)のリスク増加

関連研究

  • 2014年に発表されたユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究でも、自分の肉体が実際の年齢よりも3才以上若いと感じている高齢者(平均年齢66才)は、8年間ほどのうちに死亡する率が低いという結果になっています。
  • 2016年に発表されたライス大学などの研究では、健康の自己評価が低い人は死亡リスクが高いという結果になっています。