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食欲を抑えるには水中を歩くと良いかも

(2017年11月) "Endocrine Connections" 誌に掲載された森ノ宮医療大学(大阪)の研究によると、食欲の抑制には水中ウォーキング(プールで水に浸かって歩く)が有効かもしれません。

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研究の方法

平均年齢21.6才で平均BMIが22.7(適正体重)で普段からスポーツ(サッカー・野球・バスケットボールなど)をしている男性13人に陸上および水中(*)でウォーキング・マシンで歩いてもらい(†)、食欲を調べたり食欲に関与するホルモンの血中濃度を測定したりしました。

(*) 水位は胸までの深さ。 水温は34℃。

(†) VO2peak の50%の激しさで30分間歩いた。 陸地で歩いたのと水中で歩いたのは、それぞれ別々の日。

結果

陸上で歩いたときよりも水中で歩いたときのほうが、
  • 空腹感が少なかった。
  • グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)という満腹感を引き起こすホルモンの血中濃度が高かった。
  • 胃で分泌されて食欲を引き起こすグレリンというホルモンの血中濃度が低かった。
ただし、GLP-1と同じく満腹ホルモンであるペプチドYY(PYY)の血中濃度や、歩いてから60分後に出された食べ放題パスタを食べる量も、陸上で歩いたときよりも水中で歩いたときとで変わりませんでした。