閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

てんかん患者は仰向けで眠ると突然死のリスクが低下(特に若い人は)

(2017年9月) シカゴ大学の研究チームが "Epilepsy & Behavior" 誌に発表したシステマティック・レビューによると、てんかん患者は仰向けで眠るようにすると「てんかん患者の突然死(SUDEP)」のリスクを下げられるかもしれません。
(*) てんかん患者の死亡のうち、これといった死因が見当たらないもの。

研究の方法

SUDEPについて調べた研究の中から所定の基準を満たす67の研究を選出し、それらのデータを調査しました。

結果

  • SUDEPの約70%が睡眠中に生じていた。(880件の症例に基づく結果)
  • 40才以下の患者は40才超の患者に比べて、睡眠中にSUDEPが生じるリスクが2倍だった。(272件の症例に基づく結果)
  • 睡眠時のSUDEPの88%が「うつ伏せ」の姿勢で生じていた。(114件の症例に基づく結果)

結論

睡眠とSUDEPの間に強い関係が見られました。 睡眠中におけるSUDEPのリスクを下げる「うつ伏せ寝」を避けて仰向けで眠ると良いかもしれません。

類似研究

"Neurology" 誌(2015年)に掲載されたシステマティック・レビューでは、25の研究のデータ(症例数は253件)を調査して次のような結果となっています:
  • 睡眠時のSUDEPの73%が「うつ伏せ」の姿勢で生じていた。
  • 年代別に分けるとこの数字は、40才未満では86%40才以上では60%だった。