辛党よりも甘党のほうがアル中になりやすい?

(2013年7月) 世間では甘党(甘いものが好き)だ辛党(お酒が好き)だなどと言いますが、"Alcoholism: Clinical & Experimental Research" 誌に掲載された米国の研究によると、甘い物好きの人はアルコール依存症になるリスクが高い可能性があります。

研究の方法

この研究では、16人の若い成人に単なる水、または砂糖を大量に入れた水を飲んでもらい、飲んでいる最中の脳を fMRI という技術でスキャンしました。

結果

脳の活動を普段の飲酒習慣と比較したところ、報酬系を司る左脳の眼窩前頭野における砂糖水への反応と大量に飲酒する習慣とのあいだに強い関係が見られました。

さらに、この眼窩前頭野の甘い水への反応と大量飲酒の習慣との関係は、砂糖水を美味しいと答えた人に強く表れる傾向にありました。

実用性
研究グループによると、今回の発見から、脳の報酬中枢における甘い物への反応の度合いを、アルコール依存症のリスク判定の材料として用いることができる可能性があります。