砂糖で傷の治りが早くなり痛みも軽減?

(2013年2月) 潰瘍・手足の切断・床ずれなどによる傷口の治療に砂糖を用いるという臨床試験が英国で行われています。

この治療法を行っているのはウルバーハンプトン大学の上級講師で、彼はジンバブエで育ち英国に移住してきました。 彼の父親が、傷口にグラニュー糖を塗るという治療法を行っていたそうです。

傷口に砂糖を用いることで、傷の回復が早くなり痛みが軽減するそうです。 さらに、患者の気分も改善されるのだそうです。 実際にこの治療を受けた患者(潰瘍が原因で右足を膝の上のところで切断)の話では、初回の砂糖治療ではポットにほぼ一杯の砂糖を使用しますが、その後はティースプーンに4~5杯程度の量を使用したそうです。

傷に対する砂糖の効果を確認するための臨床試験は現在、英国の3つの病院で行われています。 これまでのところ35人の患者がこの治療を受けていますが、副作用は見られていません。

傷口に対して砂糖が有効である理由は、砂糖がバイ菌の繁殖に必要な水分を奪うからだと考えられます。