夏生まれの赤ちゃんの方が体が大きく、女児は思春期も遅い

(2015年10月) "Heliyon" 誌に掲載されたケンブリッジ大学の研究で、夏生まれの子供の方が出生時体重が重く成人後にも身長が高い傾向にあるという結果になりました。 妊娠中(特に13~26週目)に夏季の太陽の強い光に当たることでビタミンDが十分に作られるためではないかと考えられます。

研究の方法
英国に住む男女約45万人のデータを調査しました。
結果

6~8月に生まれた赤ちゃんは冬季に生まれた子供に比べて出生時体重がわずかに重く成人後にも身長が高い傾向にありました。 さらに、女児の場合には夏生まれの方が思春期が始まる時期がわずかに遅くなっていました。 思春期の始まりは早くないほうが成人後の健康状態が良好です。

誕生月がいつになるかは社会的な階級や両親の年齢・健康状態などの要因に関わりなくランダムに決定されるため、これらの要因を考慮する必要がありません。
留意点

日本は英国ほど緯度が高くない(英国は北海道よりも北に位置する)ので、冬季と夏季の日照時間に英国ほどの差がありません。(参考: ロンドンにまつわる二つの誤解

したがって、日本で調査を行えば異なる結果になるかもしれません。