夏の暑さにイライラしても怒らずに乗り切るテクニック

(2016年6月) 複数の研究で、暑くなると平静が失われて攻撃的あるいは暴力的な振る舞いが増えることが示されています参考記事: 暑い国に暴力事件が多い理由を説明する新たな仮説 "CLASHモデル"が、アラバマ大学バーミンガム校で準教授を務める心理学者 Josh Klapow 博士が暑い夏を心穏やかに過ごす方法を伝授してくれています。出典: Summer Heats Up Our Emotions, Too

リラックスする

腹を立てている時に落ち着いて深呼吸するというのは難しいものですが、強いてそうすることにより心拍数と血圧に変化が生じ、筋肉がリラックします。 そうすると不思議なことに怒りが収まります。 ムカッときたときには 「落ち着け、落ち着くんだ〔自分の名前〕」 と何度も自分に言い聞かせて怒りを鎮めましょう。

状況を見直す

自分の今の状況を再検討して自分の怒りが的外れでないかどうかを考えます。 「自分はなぜ腹を立てているのか?」 と自問してみましょう。 腹を立てる原因となっている問題を分析してみれば、「捉え方によってはそう怒るほどのことでもない」という境地に至ります。

状況を再検討することによって、腹を立てる原因となっている問題(*)に対して怒り続ける(†)のではなく、その問題を解決するほうに意識を向ける(‡)ことも可能です。

(*) 例えば、冬に長袖の服を着て袖をまくった状態で食器を洗っていて、袖を何度まくっても落ちてきて袖が濡れるといった問題。

(†) 例えば、まくった袖が垂れ落ちてくるという極めて自然な物理的な現象と正面から勝負しようと闘志を燃やし、袖が落ちてくるたびに勢いよくまくり上げ、それでもやっぱり繰り返しずり落ちてくる袖に対して腹を立てながら食器を洗い続ける。

(‡) 例えば、しつこくずり落ちてくる袖という物理現象との勝負をあきらめ、思い切って長袖の服を脱ぐか、あるいは正面からの勝負にこだわらず洗濯バサミやガムテープや安全ピンなどを活用して袖をまくった状態に固定するなどして問題を解決する。
怒りパワーをよそに向ける
怒りに費やされる感情エネルギーをほかに向けましょう。 最も効果的なのは怒りの原因となっている問題の解決にエネルギーを向けることですが、それができない場合にも何か生産的なことに怒りエネルギーをぶつけましょう。 何も思いつかない場合には運動をしておけばOKです。