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妊娠中・妊娠前は日光に注意。 葉酸が減ります

(2014年3月) "Journal of Photochemistry and Photobiology B: Biology" に掲載されたオーストラリアの研究によると、紫外線に当たることで体内に存在する葉酸塩(ビタミンB9)の量が減ってしまいます。

研究の概要

この研究で18~47才のオーストラリア人女性45人を調査したところ、過度に日光に当たるっていた女性では葉酸塩の血中濃度が最大で20%減って、妊娠中に推奨される血中濃度よりも低くなっていました。

解説

今回の研究で葉酸塩の血中濃度が最も減っていた女性でも正常範囲の下限であって葉酸欠乏症にまではなっていませんでしたが、葉酸塩は胎児の発達にとって重要であるため、妊娠中あるいは妊娠前の女性は日光に当たり過ぎない方が良いかもしれません。

研究者によると、日中(午前10時~午後3時)に戸外で活動する女性は葉酸塩の不足に注意する必要があります。

ただし、妊娠中にはビタミンDも必要で、ヒトはビタミンDを主に日光に当たることで得ていますから、日光に全く当たらないというのも問題です。 バランスが難しいですね。

妊娠中の葉酸摂取量
日本では成人における葉酸の推奨摂取量が 240μgですが、妊婦ではこれに加えて 240μg(合計480 μg)を摂取することが推奨されています。 妊娠中に葉酸が不足すると、流産のリスクや、生まれる子供が二分脊髄などの神経管奇形になるリスクが増加します。