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甘い食べ物よりも飲み物のほうが危険。 死亡リスク的な意味において

(2018年3月) "EPI Lifestyle18" で発表された米国の研究で、糖類が添加された食べ物で死亡リスクは増えないけれど糖類が添加された飲料だと死亡リスクが増えるという結果になりました。出典: Drinking sugary drinks may be associated with greater risk of death

研究の方法

米国在住で心臓病・脳卒中・2型糖尿病の病歴がない45才以上の男女1万8千人弱を対象に、糖類が使われた飲食物の摂取頻度をアンケート調査で調べたのち平均6年間ほどにわたり心臓病その他による死亡状況を追跡調査しました。

結果

糖類が使われた食べ物を食べる頻度と死亡リスクとの間には関係が見られませんでしたが、糖類の使われた飲料(果物ジュースを含む)の摂取頻度が高い場合には心臓病による死亡リスクと総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)の両方が増加していました。

特に冠動脈疾患(心臓病)に関しては、糖類飲料を毎日700ml以上飲んでいたグループは糖類飲料をほとんど飲まない(30ml/日未満)グループに比べて死亡するリスクが2倍に増加していました。

糖類の使われた食品で死亡リスクが増えないのに飲料で死亡リスクが増えていたのは、糖類飲料と違って糖類食品には糖類以外の栄養素(タンパク質や脂質)が含有されているためかもしれません。