出された料理に塩をふりかけて食べていると糖尿病になりやすい?

(2017年1月) "Nutrients" 誌に掲載されたリトアニア健康科学大学の研究で、出された料理に塩をふりかけて食べることが多い人は2型糖尿病になりやすいという結果になりました。

研究の方法

2型糖尿病と診断された患者234人(35~86才)と健常者468人を対象に、糖尿病のリスクに影響すると思われる要因に関するアンケート調査を行いました。 健常者のグループは、糖尿病患者のグループと年齢および性別が釣り合うように選出されました。

食卓における塩(食卓塩)の使用状況に応じて、データは次の3つのグループに分けられました:
  1. 出された料理に食卓塩を使うことはない。
  2. 塩気が足りないと感じたときには食卓塩を使う。
  3. 料理を食べてみもせず、ほぼ常に食卓塩を使う。
結果

2型糖尿病の発症リスクに影響する様々な要因を考慮しつつ計算したところ、1のグループに比べて2および3のグループ(2と3のトータル)は、2型糖尿病になるリスクが82%高いという結果になりました。

類似研究
2005年に "Diabetologia" 誌に掲載されたフィンランドの研究(前向きコホート研究)でも、ナトリウム摂取量(客観的に測定)が多いと2型糖尿病になるリスクが高いという結果になっています。