左右の腕の血圧差も重要な情報源②

(2016年4月) "British Journal of General Practice" に掲載されたエジンバラ大学(英国)などの研究によると、両腕の血圧の差に心臓病で死亡するリスクが表れます。

研究の方法
心臓病のリスクが高いけれども心臓病の病歴は無いという50~75才のスコットランド人男女 3,350人の左右の1回ずつ(*)血圧を測定して、その後8年間ほどにわたり追跡調査しました。
(*) 本来は、正確を期すため数回ずつ測定することが推奨されます。
結果

左右の腕で収縮期(最高)血圧が5mmHg違うと、心臓疾患が関与する死亡のリスクが2倍ほどに増加するという結果でした。 左右の腕で収縮期血圧が違っていたのはデータ全体の60%でした。

解説
現行のガイドラインでも血圧は両腕で測定することとされていますが、時間がないとか面倒だという理由で片腕でしか測定しない医師も存在します。