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10代の頃に酷いニキビがあった女性では皮膚ガンのリスクが増加

(2015年1月) "Cancer" 誌に掲載された Brigham and Women's Hospital(米国)の研究で、10代の頃に酷いニキビに悩まされた女性では後にメラノーマ(皮膚ガンの一種)になるリスクが増加するという結果になりました。

研究の方法

この研究では、Nurses’ Health Study II というコホートに参加している女性 99,128人を20年間にわたって追跡調査し、重症のニキビと8種類のガン(乳・甲状腺・結直腸・卵巣・子宮頸部・子宮内膜の各ガンと、メラノーマ、非ホジキン型リンパ腫)との関係を調べました。

結果

10代(13~19才のティーン・エイジャー)の頃に重度のニキビに悩まされていた女性では、メラノーマのリスクが44%増加していました。 この数字は、8種類のガンの既知のリスク要因を考慮したうえでのものです。

別途に行われた症例対照研究でも同様の結果となりました(930件の症例と 1,026件の対照群を比較し、27%のリスク増加という結果になった)。

コメント
研究グループは次のように述べています:
「今回の結果により、10代の頃のニキビもメラノーマのリスク要因として新たに認めても良いかもしれないが、今後の研究によりニキビとメラノーマの関係を確認する必要がある」
研究グループによると、ニキビはホルモンのバランスが崩れていることの表れであり、いくつかの全身性疾患(ガンもそのうちの1つなのでしょう)に関与していると考えられます。