未成年者の喫煙が腎臓に悪影響

(2013年4月) "Pediatrics" 誌に掲載されたジョンズ・ホプキンス大学の研究によると、思春期における喫煙が腎機能に悪影響を与える可能性があります。 思春期における喫煙または受動喫煙によって、腎臓のパフォーマンス指標である糸球体濾過率(GFR)推算値(年齢と血清クレアチニン値から推算される値)が下がっていたのです。

この研究では、12~17歳の子供 7,516人に対して、①喫煙および受動喫煙に関するアンケート調査と②血清コチニン濃度の検査を行いました。

アンケートで前月中にタバコを吸ったことを認めた子供、あるいは血清コチニン濃度が 10 ng/ml の子供を喫煙者とみなしました。 一方、家族に喫煙者がいる子供、あるいは血清コチニン濃度が 0.05 ng/ml以上~10 ng/ml未満 の子供を受動喫煙者(被害者)とみなしました。 そして、それ以外の子供を非喫煙者とみなしました。

思春期のうちから喫煙していると、早死に・喘息・ガン・自己免疫疾患(リウマチやクローン病など)のリスクが増加するほか、成長が阻害される、肺機能が衰える、アテローム性動脈硬化の病変が若いうちに生じるなど実に様々な弊害があります。