スペイン流の10の健康習慣で心臓病や脳卒中を予防しよう

(2018年1月) "Revista Española de Cardiología" 誌に掲載されたナバラ大学(スペイン)などの研究によると、以下の10の健康習慣が心血管疾患(心臓病や脳卒中)を予防するうえで有効だと思われます。

10の健康習慣

  1. タバコを吸わない。
  2. 運動をする。20MET時間/週を目安として身体活動の習慣を続ける。
  3. 健康的な食生活を心掛ける。 メディテラネアン・ダイエット(地中海地方の伝統的な食生活)に近い食生活を送る。
  4. 太らない。 BMIを22以下に抑える。
  5. お酒をほどほどに飲む。 目安となる飲酒量は、アルコール重量にして女性であれば0.1~5g/日、男性であれば0.1~10g/日。ビール350ml缶1本に含まれるアルコールは14gほど。
  6. ただし、大量飲酒は慎む。5杯を超えて飲んではならない。
  7. テレビを観過ぎない。テレビを観る時間を1日あたり2時間以内とする。
  8. 軽く昼寝をする。ただし昼寝のし過ぎは避ける。 昼寝の時間は30分まで。
  9. 働き過ぎてはならない。 仕事時間は週に40時間まで!
  10. 毎日1時間は友人と交流する。

健康習慣に「昼寝(シェスタ)」や「働き過ぎない」や「メディテラネアン・ダイエット」が含まれているあたりにスペインのお国柄が表れていますね。

研究の方法

スペインに住む成人男女2万人弱に生活習慣を尋ねたのち10年間ほどにわたり心血管疾患の発生状況を追跡調査しました。

そして、生活習慣が次の10の項目に該当するかに基づいて健康生活スコアを割り出し、このスコアと心血管疾患になるリスクとの関係を分析しました。

結果

追跡期間中に140件の心血管疾患が発生しました。

10の健康習慣のうち7つ~10を実践できていたグループは0~3つしか実践できていなかったグループに比べて、心血管疾患になるリスクが78%低いという結果でした。

10の健康習慣の1つ1つを個別的に見ても、健康習慣を守れている場合には心血管疾患のリスクが低下していました。