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携帯電話が睡眠不足とストレスの原因に

(2013年10月) "Psychology of Popular Media Culture" 誌に掲載された研究によると、携帯電話によるメール送受信の量が多いほど睡眠の質が低下します。

研究の概要

大学生を対象に、携帯電話の使用時間・睡眠の質・ストレス・学業成績などに関するアンケートを実施しました。

解説
研究グループでは、今回の結果となった理由として以下を推測しています:
  • 携帯電話でメールを受け取ると、真夜中だろうと関係なく直ちに返信しなくてはならないと考えるために、睡眠時間が削られる。
  • 携帯電話を枕元に置いて寝ている場合には、メールを受信した音で目が覚める。
また、頻繁なメールのやり取りが、対人間のストレスの原因にもなっていると考えられます。 この点に関して研究者は次のように述べています:
「メールによるコミュニケーションは、場合によっては誤解や非生産的なやり取りの原因になることがあります。 また、誤解や言い争いがある場合にも、メールでやり取りが解決の妨げとなる可能性があります」
スマホが不眠の原因に

2012年に "Applied Ergonomics" 誌に発表された米国の研究によると、スマートホンは不眠症の原因にもなります。 iPadなどのスマートホンの輝度設定を最高にして2時間使用すると、メラトニンが22%ほども減少するのだそうです。 メラトニンとは、睡眠と目覚めのサイクルに作用するホルモンです。

研究グループによると、スマートホンはテレビよりも目の近くで使用するため、メラトニンへの悪影響も大きくなります。

対策は次の通りです:
  • フィルターを使用する
  • 部屋の明かりを消して、iPad の輝度自動設定機能を使用する
  • 目から離して使用する
  • (子供の使用が問題である場合には)寝る前に使用させない