カロリー制限や菜食主義と骨の健康(レビュー)

(2019年3月) カロリー制限や菜食主義の骨の健康への影響についてまとめたレビューが "Aging Clinical and Experimental Research" 誌に発表されています。
著者: Nicola Veronese & Jean-Yves Reginster
タイトル: The effects of calorie restriction, intermittent fasting and vegetarian diets on bone health

レビューの概要

  1. カロリー制限により骨密度が低下するようだが、断続的な断食(intermittent fasting)では低下しないというデータがある。
  2. 菜食主義(特に完全菜食主義、ビーガン)の人は骨密度が低いというデータがある。 菜食主義により骨折のリスクが増加する恐れがある。
  3. したがって、カロリー制限や菜食主義を実施する場合には、骨粗鬆症や骨折のリスクに留意して、カルシウムおよび/またはビタミンDの供給源を確保するべきである。
  4. 今後の研究で、いろんな層の人を対象にカロリー制限や菜食主義と骨折リスクとの関係を調べて、こうした食生活の安全性やリスクを明確にする必要がある。