歯肉炎の人が抗炎症性の食生活を1ヶ月間続けた結果

(2019年4月) フライブルク大学などの研究グループが歯肉炎の患者に抗炎症性の食生活を1ヶ月間続けさせた結果を "Journal of Clinical Periodontology" に発表しています。
著者: Johan P. Woelber et al.
タイトル: The influence of an anti‐inflammatory diet on gingivitis. A randomized controlled trial

研究の方法

ランダム化比較試験において歯肉炎の患者30人を2つのグループに分け、一方のグループにのみ抗炎症性の食生活に切り替えて4週間を過ごしてもらいました。

抗炎症性の食生活の内容は、加工された糖質と動物性タンパク質の摂取量を減らす一方でオメガ3脂肪酸(DHAやEPA)・ビタミンC・ビタミンD・抗酸化物質・植物性硝酸塩・食物繊維の摂取量を増やすというものでした。

結果

両グループ間で歯垢の量・炎症マーカーの血中濃度・歯肉下に住む細菌の種類構成に差はありませんでしたが、抗炎症性の食生活に切り替えたグループは歯肉炎による出血が緩和されました。 さらに、体重も減っていました