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夜中に食事をすると日光(紫外線)が肌に及ぼすダメージが増大する恐れ

(2017年8月) "Cell Reports" 誌に掲載されたカリフォルニア大学アーバイン校などの研究によると、夜中など不規則な時間帯に食事をすると日光などの紫外線が皮膚に及ぼすダメージ(日焼け・肌の老化・皮膚ガンなど)が増大する恐れがあります。

マウスに昼間(*)にエサを与えたところ、皮膚に存在する生物時計(睡眠/活動のリズムに影響する体内時計)のリズムが乱れ、その結果、「Xpa」と呼ばれ紫外線が皮膚のDNAに及ぼすダメージを修復する酵素が効力を発揮するリズムまで狂ってしまったのです。
(*) マウスにとっては異常な食事時間。 マウスは夜間に活動するので、昼間の食事がヒトが夜中に食事をするのに相当します。

日光(の紫外線)に体がさらされる昼間にXpa酵素の効力が低下するために、紫外線の皮膚への悪影響が増大するというわけです。 ただし、今回の研究はマウス実験なので、今回の結果はそのままヒトには当てはまりません。

実験の概要

方法

マウスに昼間または夜間にのみエサを与えて、昼間に紫外線B波(UVB)を浴びせました。

結果

夜間にのみエサを与えた場合にはXpaが活性化するリズムに異常は生じず、昼間に浴びせられるUVBに対して弱くなるということもありませんでした。

ところが、昼間にのみエサを与えたマウスでは、Xpaのリズムが狂って昼間に活性化しなくなり、昼間にUVBが皮膚に与えるダメージが増えてしまいました。