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1才半のときの睡眠パターンに後の問題行動のリスクが表れる

(2015年4月) "JAMA Pediatrics" に掲載された Norwegian Institute of Public Health の研究によると、1才半のときの睡眠パターンに、5才のときに心理面での問題が生じるリスクが表れている可能性があります。

研究の方法

この研究では、ノルウェーに住む母親3万2千人を対象に子供の睡眠時間と振る舞いに関するアンケート調査を実施しました。 アンケート調査は、妊娠17週目、生後18ヶ月、および子供が5才になったときの3回にわたって行われました。

結果
主な結果は次のようなものです:
  • 1才半のときに夜間に頻繁に(3回以上)目覚めていた子供では、5才のときに内在化問題行動(不安感や抑鬱など)を示すリスクが高かった。
  • 1才半のときの睡眠時間が10時間に満たなかった子供は、5才のときに内在化問題行動と外在化問題行動(攻撃性など)の両方を示すリスクが高かった。

この結果は、母親の年齢・教育水準・妊娠期間・兄弟姉妹の人数・子供の体重と性別などの要因を考慮したうえでのものです。

研究者は次のように述べています:
「睡眠パターン以外に両親のメンタルヘルスや子供の気質も問題行動のリスクに影響している可能性があります。 睡眠の改善によって後の問題行動を防げるかどうかは今後の研究課題です」