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トマトなどの果実を食べる習慣がある人は肺機能が低下しにくい

(2017年12月) 肺機能は30才ぐらいから衰え始めますが、"European Respiratory Journal" に掲載されたジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校の研究で、トマトなどの果実をよく食べる習慣がある人は肺機能が低下しにくいという結果になりました。

肺機能が悪いと慢性閉塞性肺疾患(COPD)・心臓病・肺ガンなどで死亡するリスクが高くなります。

研究の方法

ドイツ・英国・ノルウェーに住む平均年齢44才の成人680人を対象に、食生活の調査と肺機能(肺活量)の検査を行いました。 そして、10年後に再び肺機能の検査を行いました。

結果

トマト(*)を食べる習慣がある人はトマトを食べる習慣がない人に比べて、10年間における肺機能の低下幅が小さいという結果でした。
(*) 食べる量は2個/日が目安。 生のトマトに限る。 トマトソースなど加工されたトマトは含まない。

過去に喫煙歴がある(現在は喫煙習慣がない)人に限ると、トマト・りんご・バナナなどの果実をよく食べる習慣があると10年間における肺機能の低下が80%も軽減されていました。

解説

今回の結果から、トマトなどの果実に次の効果のあることが期待されます:
  1. (禁煙した人において、)喫煙が肺に引き起こしたダメージを修復する。
  2. 老化で肺機能が低下するペースを遅くする。
COPDなどの呼吸器疾患ののリスクが高い人は特に、果実を食べるようにすると良いかもしれません。