ブロック玩具で科学や数学が得意な子供になる①

"Child Development" 誌(2013年9月)に掲載された米国の研究によると、就学前の子供はブロック玩具(Amazon)で遊ぶことで、後に科学や、技術、工学、数学を学習するときに有利となる素養が身に付きます。

この研究では、100人以上の3才児を調査しました。3才児たちの親の年収や学歴は様々でした。 ブロックを組み立てる作業で3才児たちの空間把握能力を、そして3才児向けの算数テスト(数を数えるとか、簡単な足し算・引き算)で数学能力を評価しました。

調査の結果、ブロックで作られた構造を真似するのが得意な子供は、幼児向けの算数も得意であることがわかりました。 この研究ではさらに、低収入世帯の子供では、ブロックや他の玩具で遊ぶ機会が少ないために、3才の時点ですでに、空間把握能力の発達が遅れていることも明らかになりました。

研究者は次のように述べています:
「過去の研究では、ブロックの組み立てやパズルなどの遊びによって子供の空間把握能力が向上すること、そして、この空間把握能力が中学や高校に入ってからの複雑な数学の問題を解くための土台となることが示されています。 就学前の子供についても同様のことが言えることを示したのは、今回の研究が初めてです」