閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

バイクや自動車の騒音が結腸ガンを招く

(2017年5月) "Cancer Causes Control" 誌に掲載されたデンマークがん学会研究センターなどの研究で、バイクや自動車などの交通騒音にさらされている人は結腸ガンになるリスクが高いという結果になりました。

研究の方法

デンマーク人男女5万1千人強のデータ(1987~2012年)を用いて、自宅で被る交通騒音の程度と大腸ガン(=結腸ガン+直腸ガン)になるリスクの関係を調べました。

結果

追跡期間中に 1,134件の大腸ガンが発生しました。 1,134件のうち737件が結腸ガンで、397件が直腸ガンでした。

遠位結腸ガンに限り、交通騒音(鉄道の騒音を除く)が10dBひどくなるごとに10年後に結腸ガンになるリスクが18%増加していました。 近位結腸ガンや直腸ガンは、交通騒音のひどさとの間に関係が見られませんでした。

解説

交通騒音が健康に様々な悪影響(*)を及ぼすことが知られていますが、それは主に交通騒音が引き起こす安眠妨害とストレスによるものだと思われます。 そして、安眠妨害とストレスは大腸ガンのリスク要因でもあります。
(*) 心臓発作・脳卒中・糖尿病・高血圧・抑鬱などのリスク増加。 騒音被害により腹部脂肪が増加しやすくなるという研究も。
© http://kenkounews.rotala-wallichii.com/traffic-noise_distal-colon-cancer/