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クルマの排気ガスが喘息、動脈硬化、肺ガンなどの原因に

(2012年9月) 南カリフォルニア大学の研究で、交通量の多い道路の近くに住む子供が喘息になり易いことがわかりました。

研究の方法

1993年に開始された大気汚染の子供への影響に関する研究などのデータを分析しました。 ロサンゼルス地域の道路付近における汚染物質への暴露量は、米国の環境保護局の汚染物質測定結果を用いて推算しました。

結果
通量の多い道路の近くに住んでいる子供は重度の喘息になったり、緊急治療室のお世話になったり、入院することが多いという結果でした。 喘息の原因になる汚染物質としては、二酸化窒素やオゾンなどの汚染物質が疑われます。

研究チームの計算によると、ロサンゼルス郡における子供の喘息30万件のうち少なくとも8%が、自宅が交通量の多い道路の近く(約75メートル)にあるために排気ガスの影響を受けたのが原因だと考えられます。

補足

研究者によると、クルマによる大気汚染が喘息以外にも動脈硬化・肺ガン・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・神経障害などの原因となる、あるいはこれらの疾患を悪化させるとする研究データが揃いつつあります。