排気ガスが受動喫煙と同程度に喘息の原因に

(2013年3月) ヨーロッパの10都市を対象に行われ "European Respiratory Journal" に掲載された調査によると、子供の慢性的な喘息の14%が交通量の多い道路沿いの地域でクルマの排気ガスに暴露された結果だと推定されます。

この14%という数字は、受動喫煙が原因となる喘息の割合に匹敵します。 WHOでは、子供の喘息のうち4~18%が受動喫煙によるものだと推定しています。

欧州委員会は2013年を「空気の年」と位置づけ、きれいな空気の重要性を周知させEUの全領域にわたって空気の質を改善を重視した行動をとることを決定しています。 うらやましいですね。

これまでのところ、クルマの排気ガスは喘息症状の引き金となるだけであると考えられており、人口が多く交通量の多い道路付近から検出される一群の毒素は慢性的な喘息のリスク要因として取り入れられていませんでした。

この調査では、複数の既存の研究のデータを人口寄与割合という手法で分析しました。 今回の結果は、受動喫煙や社会経済学的な要因は考慮したうえでのものです。