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トリクロサンが子供のアレルギーの原因に

(2013年4月) ノルウェーと米国の研究グループが行った研究によると、薬用の石鹸や歯磨き粉などに使われるトリクロサンという抗菌剤により子供がアレルギーになるリスクが増加する可能性があります。

研究の概要

米国またはノルウェーに住む10歳の子供たち623人のトリクロサン尿中濃度を量ったところ、トリクロサンの濃度が高い子供ほどアレルギーやアレルギー性鼻炎を抱えている率が高くなっていました。

研究グループでは、トリクロサンで皮膚・口腔・腸の細菌叢(細菌フローラ)が変化し、善玉菌が減るためにアレルギーのリスクが増加するのだと結論付けています。

ノルウェーと米国の差

トリクロサンが尿から検出された割合が、ノルウェーの子供たちでは50%だったのに対して米国の子供たちでは80%でした。

ノルウェーでは健康への悪影響や耐性菌の増加などを理由としてトリクロサンの使用が規制される方向に進んでおり、2001年以来トリクロサンは様々な製品で使われなくなっています。 一方、米国では未だ規制を検討中の段階です。

このような両国の状況の違いが、上記の50%と80%という数字の違いにつながっているのでしょう。