閲覧以外でのコンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

テレビを観る時間が長い2才児は小学生になってからイジメに遭いやすい

(2015年7月) "Journal of Developmental & Behavioral Pediatrics" に掲載されたモントリオール大学の研究で、生後29ヶ月(2才と5ヶ月)のときにテレビを観る時間が長かった子供は小学校6年生のときにイジメられていることが多いという結果になりました。

米国小児学会では、幼児のテレビ視聴時間を1~2時間までに留めることを推奨していますが、今回の研究からも、この推奨視聴時間が適切であると思われます。

研究の方法
この研究では、カナダに住む991人の女児と 1,006人の男児の生後29ヶ月の時点におけるテレビ視聴習慣に関するデータを両親から収集し、小学校6年生のときのイジメ体験(*)について子供たち本人に尋ねました。
(*) 持ち物を奪われる、あるいは言葉や暴力によるイジメを受ける。
結果
生後29ヶ月の時点でのテレビ視聴時間が標準偏差で(*)53分長くなるごとに、小学校6年生の時点で同級生にイジメられるリスクが標準偏差で11%増加していました。 これらの数字は、普段の素行・認知能力・世帯収入・家族構成・母親の教育水準などイジメのリスクに関わる要因を考慮したうえでのものです。
(*) standard deviation unit increase
考えられる理由
研究者によると、テレビを観る時間が長いと家族などの他人と交流する時間が不足し、そのために対人的な問題解決能力・感情の抑制・アイコンタクト(友情を育む上で大切)などの社交スキルが育たず、イジメられやすくなっている可能性が考えられます。