テレビを観る時間が長いと一部の大腸ガンのリスクが増加

(2018年3月) "British Journal of Cancer" に掲載されたインペリアル・カレッジ・ロンドンなどの研究で、身体活動量が多かったりテレビを観る時間が短かったりすると結腸ガンになることが少ないという結果になっています。

研究の方法

英国に住む43万人の男女を対象に、身体活動量・テレビ視聴時間・PC使用時間などを調べ、その後5.6年間前後にわたり大腸ガン(結腸ガンや直腸ガン)の発症状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に 2,391件の大腸ガンが発生しました。 主な結果は次の通りです:
  • 身体活動量が多い(60MET時間以上/週)グループは少ない(10MET時間未満/週)に比べて、結腸ガンになるリスクが16%低かった。
  • 直腸ガンになるリスクと身体活動量との間には関係が見られなかった。
  • テレビ視聴時間が多い(5時間以上/日)グループは少ない(1時間未満/日)グループに比べて、結腸ガンになるリスクが32%高かった。
  • PC使用時間と大腸ガンになるリスクとの間には関係が見られなかった。

解説

テレビ視聴とPC使用はいずれも座って行う活動です。 運動などの身体活動を行っていても座って過ごす時間が長いと不健康であることが複数の研究で示されています。