2つの質問で高齢者の加齢の健全性をチェック

"Journal of the American Medical Association" (2013年9月)に掲載されたレビュー(過去の複数の研究の調査)によると、高齢者の移動能力が、加齢が健全に進行しているかどうかを知る上で重要な指標となります。

このレビューでは、移動能力と加齢の関係について調べた研究のうち 1985~2012年に発表されたものを分析しました。

研究者は次のように述べています:
「今回のレビューにより、健全に加齢していくために活動量の増加と運動がとても大切であることが確認できました。

高齢者においては、移動に関する障害は往々にして、生活機能の衰えが差し迫っていることを示す兆候であります。 移動能力が損なわれると、生活上の自立に支障をきたします」
高齢者の移動能力は次の2つの質問で把握することができます:
  • 健康上の理由または身体的な理由のために、階段を10段上がる、あるいは500mほど歩くことが困難ですか?
  • 健康上の理由または身体的な理由のために、階段を10段上がる、あるいは500mほど歩くために何らかの工夫(歩くのに杖を使うとか、階段を上る際に手すりに依存するとか)をしていますか?
研究者によると、階段を10段上がるのに工夫が必要な人は要注意です。 移動能力に障害があると思われる場合には、物理療法や移動補助器具の用意が必要となります。