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若い人が2週間寝込むと筋力が1/3衰える

(2015年6月) "Journal of Rehabilitation Medicine" に掲載されたコペンハーゲン大学の研究によると、若い人の場合、ほとんど歩かない生活(寝込んだり非常に怠惰な生活を送るなど)が2週間続くだけで脚の筋力が1/3衰えて40~50才ほど年上の人と同程度になります。

研究の方法

若者のグループと高齢者のグループに片脚にレッグ・パッドを装着してほとんど筋肉を使わない状態で2週間を過してもらうという実験を行いました。

結果

2週間後、若者では筋力が最大で1/3衰えて40~50才ほど年上の人と同程度になっていました。 高齢者では筋力が1/4ほど衰えていました。

また、筋肉の量が若者では平均485g、高齢者では平均250gほど減っていました。 筋肉量は加齢により減るので、若者と高齢者ではそもそもの筋肉量が脚一本で1kgほど異なります。

「そもそもの筋肉量が多いほど使わないことによって減る量も多い」と研究者は述べています。 これは若者と老人との間についてだけでなく、筋骨逞しい人と貧弱な人との間についても言えることです。

筋肉の回復

片脚を2週間使わずに過したのち、被験者たちには週に3~4回自転車を用いたトレーニング(有酸素運動)を行うという生活を6週間にわたって続けてもらいました。

その結果、筋肉量は回復しましたが筋力は当初の水準にまでは戻りませんでした。 この結果から、筋力を完全に回復するには筋力トレーニングも行う必要があると思われます。

研究者によると、運動不足で減った筋肉量を取り戻すのに失うまでに要した時間の3倍の時間が必要となるのは、体を動かさない期間には24時間まったく体を動かさないからかもしれません。