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2型糖尿病の家族歴がある人は特に、身体活動が2型糖尿病の予防に有益

(2017年12月) "Gaceta Sanitaria" 誌に掲載されたグラスゴー大学(英国)などの研究によると、2型糖尿病の家族歴がある(両親・子供・兄弟姉妹に2型糖尿病を発病した人がいる)人は特に、運動などの身体活動が2型糖尿病の予防に有益です。

研究の方法

チリ在住の男女 5,129人に身体活動量と2型糖尿病の家族歴の有無を尋ねました。 1週間あたりの身体活動量が600MET分以上の場合を「身体活動の習慣がある」とみなしました。

METについて

「MET」とは「Metabolic Equivalent of Task(身体活動による消費エネルギー)」のことで、「MET分」とは「MET」を分単位に換算(×60)したものです。

1時間ほど散歩したときの運動量は140MET分ほど、1時間ほど家の掃除したときの運動量は120~240MET分ほどです。 したがって今回の研究に関して言えば、1週間あたり5時間ほど散歩や掃除をして過ごす人は「身体活動の習慣がある」ということになります。

結果

次のような結果となりました(「身活あり」は「身体活動の習慣がある」の略)

状態 男性 女性
身活あり/家族歴なし (比較基準) (比較基準)
身活なし/家族歴なし 2.1倍 1.3倍
身活あり/家族歴あり 2.2倍 2.7倍
身活なし/家族歴あり 8.2倍 5.5倍