オメガ3脂肪酸が2型糖尿病の予防に有効?

(2014年1月) "Diabetes Care" 誌に掲載されたフィンランドの研究によると、フィッシュオイル(魚油)に含まれる長鎖オメガ3脂肪酸(オメガ3脂肪酸の中でも魚に含まれるもの)によって2型糖尿病のリスクを減少できる可能性があります。

研究の方法

42~60才(研究開始時)の男性 2,212人のオメガ3脂肪酸の血中濃度を調べて、その結果に基づいて被験者 2,212人を4つのカテゴリーに分類しました。

結果

オメガ3脂肪酸の血中濃度が最も高いカテゴリーの男性は、最も低いカテゴリーの男性に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが33%少なくなっていました。19.3年間にわたる追跡期間中に2型糖尿病と診断されたのは422人でした。

解説

魚あるいは長鎖オメガ3脂肪酸と糖尿病のリスクとの関係を調べた研究は過去にも複数行われていますが、オメガ3脂肪酸が糖尿病予防に有効であるという結果になったものと、そうでないというものが入り乱れています。

オメガ3脂肪酸が糖尿病予防に有効であるという結果はアジア人を対象に行われた研究に多く、欧米の研究には見られません。 中には、魚を食べることで糖尿病のリスクが増加するという結果になった研究もあります。