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7つの質問で糖尿病リスクを診断

以下のテストは米国糖尿病学会によるものです。 合計点数が5点である場合には、2型糖尿病のリスクに関して医師に相談しましょう。
  1. 何歳ですか?
    加齢は糖尿病のリスク要因です。 つまり、年を取るほど糖尿病になりやすいということです。 糖尿病患者の約30%が65歳以上です。 加齢が糖尿病のリスク要因となる理由は長らく不明でしたが、2010年にイエール大学の研究グループが、筋肉のミトコンドリアの活性の減少と、筋肉の脂肪(?、muscle fat)の増加によってインスリン抵抗性(血糖値が下がり難くなる原因)が増加しやすくなることを明らかにしました。
    40歳未満であれば0点、40~49歳であれば1点、50~59歳であれば2点、60歳以上であれば3点を加点します。
  2. 男性ですか、それとも女性ですか?
    糖尿病の発症リスクは男性が僅かに高くなっています。 グラスゴー大学の研究によると、BMI が同じであれば男性のほうが女性よりも糖尿病になるリスクが高くなります。
    男性であれば1点を加点します。
  3. 妊娠糖尿病と診断されましたか?
    妊娠糖尿病というのは妊娠合併症の1つで、妊婦の18%は妊娠糖尿病になりますが、妊娠糖尿病になると後に2型糖尿病になるリスクが母子共に増加します。
    過去に妊娠糖尿病と診断されていた場合、あるいは生まれた子供が4キロ以上であった場合には1点を加点します。
  4. 両親や兄弟姉妹に糖尿病の人がいますか?
    1型糖尿病(自己免疫疾患)よりも2型糖尿病のほうが、家族歴の影響が強くなります。
    ご自分の両親や兄弟姉妹、あるいは子供に2型糖尿病と診断された人がいる場合には、1点を加点します。
  5. 高血圧と診断されたことはありますか?
    高血圧は、糖尿病の発症や糖尿病の合併症(糖尿病性眼疾患や腎臓病など)の悪化に関与します(逆に糖尿病によっても高血圧などの心血管疾患を発症するリスクが増加します)。
    高血圧がある人は1点を加点します。
  6. 日常的に運動をしていますか?
    定期的な運動には、血糖値を下げる、体脂肪を減らしてインスリンを有効活用できる、心臓と心血管系の健康を維持するなどの効果があります。 また、これらの効果とは無関係に、運動不足であるというだけで糖尿病のリスクが増加します。カルガリー大学の研究によると、座っている時間が長いだけで糖尿病のリスクが14%増加します。
    150分/週の運動量を達成できていなければ1点を加点します。
  7. あなたの体重は?
    2型糖尿病のリスク要因として恐らく最大であるのが肥満です。 2型糖尿病の患者の実に90%が肥満なのです。 過剰な体脂肪によってインスリンが血糖を血流から細胞に運ぶのが阻害されるため高血糖になります。
    BMI のスコアが25~29.9であれば1点、30~34.9であれば2点、35以上であれば3点を加算します。