使用する降圧剤の種類が死亡リスクを左右する!?

(2018年3月) "2018 American College of Cardiology Scientific Session" にて発表予定である Intermountain Medical Center Heart Institute(米国)の研究によると、一部の降圧剤を使用している人は血圧が不安定(測定するたびに血圧が大きく異なる)になりがちです。出典: Study Links Type of Blood Pressure Medication to Increased Variability and Higher Risk of Death

研究の方法

降圧剤の処方の記録が7回以上ある患者1万人超を5年間にわたり追跡調査して、使用する降圧剤のタイプと血圧の変動幅との関係を調べました。

結果

αブロッカーという降圧剤またはα2作動薬という降圧剤を使用している人は、医療機関で複数の機会に血圧を測定したときの測定値の変動幅が大きいという結果でした。

コメント

研究者は次のように述べています:
「ACE阻害薬・アンギオテンシン受容体遮断薬・カルシウムチャネル遮断薬・チアジド系利尿薬といった降圧剤を使用すれば血圧が安定しやすくなるでしょう」

これまでの研究で、血圧が不安定な人は死亡リスクが高いことや認知機能が衰えやすいことが示されています。