生後4~6ヶ月に固形物を与え始めると1型糖尿病のリスク減

近年、1型糖尿病の患者数が増加中であり、なかでも5歳未満の子供で急増していますが、コロラド大学の研究グループによると、乳児が初めて固形物を口にするときのタイミングが、将来、1型糖尿病を発症するリスクに影響します。 研究グループによると、乳児に初めて固形物を与える時期を、生後4~5ヶ月の間に設定することで、1型糖尿病の発症リスクを減らせます。

この研究では、親または兄弟が1型糖尿病である(つまり、1型糖尿病の発症リスクが高い)新生児 1,835人の食事内容を追跡調査しました。 研究対象となった新生児のうち1型糖尿病になったは53人でした。

調査の結果、固形食を初めて与えるタイミングが早すぎ(生後4ヶ月未満)ても、遅すぎても(生後6ヶ月目以降)1型糖尿病の発症リスクが増加していました。

その他の結果は次の通りです:

  • 特に果実を与え始める時期が早すぎると、1型糖尿病の発症リスクが顕著に増加していた。
  • 特に穀物を与え始める時期が遅すぎると、1型糖尿病の発症リスクが顕著に増加していた。
  • 穀物を与え始めるときに、(人工乳に対して?)母乳を与えていると、1型糖尿病の発症リスクが減っていた。
  • 経膣分娩で難産だった子供で1型糖尿病の発症リスクが増加していた。
つまり、親兄弟の家族歴から1型糖尿病のリスクが高いことがわかっている乳児の場合、初めて固形物を与えるのは生後4ヶ月から5ヶ月の頃が良く、そして固形物を導入するときに母乳も継続して与えていると良いということです。