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2型糖尿病の人は非アルコール性脂肪肝になりやすい

(2016年4月) "Journal of Hepatology" に掲載されたサザンプトン大学などの研究で、2型糖尿病の患者は非アルコール性脂肪肝(NAFLD)のリスクが高いという結果になりました。

研究の方法

スコットランドに住む成人の10年分のデータを用いて肝疾患と糖尿病の関係を調べました。

結果

2型糖尿病の患者に見られた肝疾患の大部分がNAFLDでした。 糖尿病を患っていない人と比べたときの2型糖尿病患者のNAFLDのリスクが、男性では3倍、女性では5倍でした。 ただし、女性は男性に比べて2型糖尿病も肝疾患も罹患数が少数でした。

NAFLDについて
恐ろしさ

NAFLDになると肝硬変や肝臓ガンなどの肝臓病のリスクが増加します。 そのうえNAFLDの治療法は選択肢が限られています。 また、NAFLDの患者は肝臓がアルコールの影響を受けやすくなるため、飲酒を控えることが推奨されます。

予防が大切
肥満は2型糖尿病のリスク要因ですが、NAFLDはその肥満と密接な関係にあります。 したがって、食生活の改善と運動習慣がNAFLDの予防に有効です。