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ウルトラ・マラソンの選手は普通の人よりも苦痛に強い

(2017年4月) オーストラリア疼痛学会で発表されたモナシュ大学の研究によると、ウルトラ・マラソンの選手は苦痛に対して鈍感です。
ウルトラ・マラソン
普通のマラソンでは42kmを走りますが、ウルトラ・マラソンでは50km~161kmという非常な長距離を走ります。 距離によっては、何日間もかけて走ります。
研究の方法

ウルトラ・マラソンの選手19名と一般人9名を対象に、痛みに関するアンケートや冷水痛テストを実施しました。

痛みに関するアンケート
複数のアンケートを実施しました。 そのうちの1つでは、頭痛・筋肉痛・歯の痛みなどを感じているときの心理状態に関する13の質問に「はい/いいえ」で回答します。 質問の例は次のようなものです:
  • 「この痛みが終わることはないのではないか」と思ってしまう。
  • 「もう無理だ」と感じる。
  • 痛みのことが頭から離れない。
冷水痛テスト

3分間を限度として冷水に腕を漬けるというテストです。 冷水がもたらす痛みを用いて、痛みへの敏感さや痛みへの耐性を測ります。 腕を冷水に漬けている10秒ごとに、痛みを11段階で評価してもらいます。

結果
痛みに関するアンケートでも冷水痛テストでも、ウルトラマラソンの選手は一般人に比べて苦痛に対して鈍感であるという結果でした。 冷水痛テストにおいてウルトラマラソンの選手は、一般人よりも感じる痛みが少なく、長く冷水に腕を漬けておくことができました。