超加工食品をよく食べる人は鬱症状が生じやすい②

(2019年5月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたスペインの研究で、超加工食品をよく食べる人は抑鬱が発生しやすいという結果になりました。
著者: Clara Gómez-Donoso et al.
タイトル: Ultra-processed food consumption and the incidence of depression in a Mediterranean cohort: the SUN Project.

研究の方法

鬱症状が生じていない男女1万5千人弱(平均年齢37才)を対象に、食生活をアンケートで調べて超加工食品(NOVAの分類に基づく)の摂取量を調べたのち、10年間前後にわたり抑鬱の発生状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に774件の抑鬱が発生しました。

超加工食品の摂取量が最大のグループは最低のグループに比べて、抑鬱が生じるリスクが33%増加していました。 超加工食品の摂取量が多いと抑鬱リスクが高いという関係は身体活動量が少ない場合に顕著でした。

周辺情報

これまでの研究で、超加工食品をよく食べる人に心血管代謝疾患(心臓病/脳卒中・肥満・糖尿病など)が多いことや、心血管代謝疾患を抱える人に抑鬱が多いことが示されています。