無職でいると性格が悪くなる

(2015年2月) スターリング大学(英国)の研究で、無職の状態が性格に深刻な影響を及ぼすことが明らかになりました。

研究の方法

この研究では、4年間の期間を空けて2回にわたって性格テストを行いました。 1回目のテストの時点では被験者全員が仕事に就いていましたが、4年後に2回目のテストが行われるまでに仕事を失った人や、仕事を失った後に再就職した人がいました。

結果

4年間を通じてずっと仕事に就いていたグループに比べて、仕事を失ったグループは協調性・良心性・外向性が衰えていました。 このような性格の劣化は、仕事に就いていない期間が長引くほど激しくなっていました。

解説

協調性・良心性・外向性が衰えた人は、モチベーションが不足し、思いやりに欠け、周囲の世界への興味を失った人間となります。

性格の劣化のために再就職が難しくなると、再就職できないために性格がさらに劣化し、それによって就職がさらに困難になるという悪循環が生じる可能性があります。

研究者は次のように述べています:
「性格は固定的であると考えられてきましたが、今回の結果を見るとそうでもなくて、性格の基本的な部分ですら雇用状態などの外的要因に大きく影響されるようです」