豆腐や豆乳に前立腺ガンを予防する効果? 納豆ではダメ

(2018年1月) "Nutrients" 誌に発表されたメタ分析で、大豆食品の中でも豆腐や豆乳のように発酵していないものに限り、摂取量が多いと前立腺ガンのリスクが低いという結果になりました。

研究の方法

大豆食品(豆腐・豆乳・納豆・味噌など)の摂取量・イソフラボンの摂取量・イソフラボン血中濃度と前立腺ガンになるリスクとの関係を調べた30の研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は27万人弱、前立腺ガンの症例数は2万件超でした。

結果

大豆食品

  • 非発酵性の大豆食品(大豆そのもの・豆腐・豆乳など)の摂取量が多い男性は前立腺ガンのリスクが35%低かった。
  • 発酵性の大豆食品(納豆や味噌など)の摂取量と前立腺ガンのリスクとの間には関係が見られなかった。

イソフラボン

  • ゲニステイン(大豆に含まれるイソフラボン)の摂取量が多いと前立腺ガンのリスクが10%低かった。
  • ダイゼイン(大豆に含まれるイソフラボンの一種)の摂取量が多いと前立腺ガンのリスクが16%低かった。
  • イソフラボン含有元の食品が明示されていない(大豆以外の食品に由来するイソフラボンも摂取量に勘定されている)6つの研究のデータを分析すると、摂取量と前立腺ガンのリスクとの間に関係が見られなかった。
  • イソフラボンの血中濃度と前立腺ガンのリスクとの間には関係が見られなかった。