不健全な食事で抑鬱のリスクが増加

(2013年9月) "European Journal of Nutrition" 誌などに掲載されたフィンランドの研究によると、欝症状が生じるリスクが健全な食事によって減少し、不健全な食事によって増加します。

研究の方法

2,000人以上の男性の食事内容、体重、および欝症状をを13年間にわたって追跡調査しました。

結果
野菜・果物・全粒穀物・鶏肉・魚・低脂肪チーズをメインとする食事によって、鬱病の症状が軽減されるだけでなく、発症率も減ることが明らかになりました。
鶏肉と魚が良いというのは、赤身の肉を避けるのが良いということでしょう。

その一方で、ソーセージなどの加工肉、お菓子や清涼飲料水などのジャンクフード、加工食品(レトルトやカップ麺など)、精製された穀物、ジャガイモなどを主に食べている男性は、鬱病の発症率と重症度が悪化していました。 (精製された穀物やジャガイモが良くないというのは、グリセミック指数が高い食品が良くないということでしょう)

また、コーヒーや葉酸の摂取量が多い男性において鬱病の発症リスクが減少していました。

結論
鬱病の治療は主に薬物と心理療法によりますが、今回の研究から、食事などの生活習慣も欝の治療と予防の要因となると言えそうです。