野菜と果物をよく食べる人は心臓病や脳卒中で死亡するリスクが少ない

(2015年1月) "European Journal of Clinical Nutrition" に掲載された人間総合科学大学(埼玉県)などの研究で、野菜と果物を食べる量が多い人は心血管疾患(心臓発作や脳卒中など)により死亡するリスクが低下するという結果になりました。

研究の方法

"NIPPON DATA80" というデータベースに含まれる、成人男女 9,112人を24年間にわたって追跡調査したデータを野菜・果物の摂取量に応じて4つのグループに分けて、心血管疾患による死亡リスク(ハザード比)と照らし合わせました。

結果

野菜・果物の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、心血管疾患全体による死亡リスクは26%、脳卒中による死亡リスクは20%、そして冠動脈心疾患による死亡リスクは43%低下していました。

この結果は、年齢・性別・喫煙習慣・飲酒習慣・塩分摂取量などの心血管リスク要因を考慮した後のものです。

野菜・果物の摂取量が多い人

野菜・果物の摂取量が多い人には次の傾向が見られました: ①比較的高齢である、②魚介類や乳製品・大豆・豆類の摂取量が多い、③肉類の摂取量が少ない。

結論
今回の結果から日本人においても、心血管疾患による死亡リスクを減らすうえで野菜・果物の摂取量を増やすのが有益だと思われます。