閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

菜食主義を続けていると過敏性腸症候群(IBS)のリスクが増加する?

(2017年8月) "Plos One" に掲載されたパリ13大学の研究によると、菜食主義によって過敏性腸症候群(IBS)のリスクが増加する恐れがあります。

研究の方法

フランスに住む4万人超の男女(おもに平均年齢50才の女性)を対象に生活習慣などに関するアンケート調査を行った結果を分析しました。

結果

4万人超のうち、ベジタリアンは805人(1.9%)、菜食主義を長期間にわたり安定的に継続しているベジタリアンは106人でした。 IBS患者は 2,264人(5.4%)でした。

ベジタリアン全体では、普通の食生活をしている場合に比べてIBSのリスクは増加していませんでしたが、菜食主義を長期間にわたり安定的に継続しているベジタリアンに限るとIBSのリスクが2.6倍でした。

上記の結果では、ビーガン(乳製品も摂らない完全な菜食主義者)を除外していますが、ビーガンを加えた分析でも同じよう結果でした。

解説

菜食主義にはIBSを改善する要素と悪化させる要素の両方が存在します。 ベジタリアン全体の分析で菜食主義とIBSリスクとの間に関係が見られなかったのも、そのためかもしれません。

留意点

菜食主義を続けているとIBSのリスクが増加するという可能性の他に、IBSの人が症状を改善しようとしてベジタリアンに転向するという可能性も考えられます。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.