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ベジタリアンは鬱症状が生じていることが多い

(2017年8月) "Journal of Affective Disorders" に掲載されたブリストル大学(英国)などの研究で、ベジタリアン(菜食主義者)は鬱症状が生じていることが多いという結果になりました。

研究の方法

英国に住む成人男性 9,668人を対象に、鬱症状に関するアンケート調査(*)を行いました。 9,668人のうち3.6%にあたる350人がベジタリアンでした。 データの分析においては、鬱症状のリスクに影響する様々な要因を考慮しました。
(*) 過去7日間における憂鬱さの程度を尋ねるアンケート。 質問項目の数は10。 30点満点。 スコアが高いほど鬱がひどく、10点を超えると鬱病の恐れあり。

結果

非ベジタリアンに比べてベジタリアンは、
  • 鬱症状アンケートのスコアが平均で0.96点高く、
  • 鬱症状アンケートのスコアが10点を超えるリスクが67%高い
という結果でした。

解説

菜食主義が抑鬱の原因であるという可能性の他に、抑鬱に悩まされる人が菜食主義を採用することが多いという可能性も考えられます。

仮に菜食主義が抑鬱の原因であるとしても、それはベジタリアンが肉を食べないためにビタミンB12やオメガ3脂肪酸(DHAやEPA)などの栄養素が不足するためであって、野菜や果物に原因があるのではなさそうです。 これまでに複数の研究で、野菜や果物が精神衛生にとって有益であることが示されています。