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激しい運動を続けていると寿命が縮む?

米国で行われた研究の結果、1日1時間を越えて運動強度の高い運動をすると寿命が縮まることが明らかになりました。

激しい運動とはマラソンやトライアスロンなど(有酸素運動?)のことで、研究グループによれば、激しい運動は1日30~50分に留めておくのが良いとのことです。

ただし、マラソンなど強度の高い運動が直ちに危険だというわけではなく、①激しい運動を、②長期間に渡って、③毎日行うのが良くないということなのです。

研究者は次のように述べています: 「長すぎる距離を、速過ぎるペースで何年も走っていると人生のゴールにも早くたどり着いちゃいますよ」

この研究によれば、心臓の健康にとって理想的な運動量は、軽~中強度の運動を1日当たり20~30分です。

逆に、自転車選手は寿命が長いという結果になった研究も
一方、European Society of Cardiology Congress 2013 で発表されたフランスの研究では、ツールドフランスという自転車レースに参加したフランス人選手が、同年代の他のフランス人よりも長生きだという結果になりました。

この研究では、1947~2012年のあいだにツールドフランスに1回以上参加したフランス人の自転車選手786人(2.5回参加した人が最も多かった)と、同年代の一般のフランス人男性とを比較しました。

786人のうち、2012年9月1日までに亡くなったのは26%にあたる208人で、これは一般のフランス人男性よりも41%低い数字です。 死亡した208人の自転車選手の死因は、腫瘍が32.2%、心血管疾患(心臓や血管の病気)が29%でしたが、腫瘍にしても心血管疾患にしても、一般のフランス人男性よりも死亡率が低くなっていました(腫瘍が44%、心血管疾患が33%少なかった)。

一方、第三位(15.8%)の死因である「外部的な要因による死亡(主に外傷関連)」では、自転車選手の死亡率は一般フランス人男性の1.06倍(6%増加)となっていましたが、これは統計的にはあまり意味の無い数字です。

30歳未満の自転車選手だけで見ると、死亡率が一般フランス人男性の1.65倍になっていましたが、これは主に交通事故やレース中の事故によるものでした。

つまり、こちらの研究によると、激しい運動で体に負担がかかって寿命が縮まることはありません。