ビタミンB6の摂取量が多い人は死亡リスクが低い

(2018年5月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載された上海交通大学(中国)などによる研究で、ビタミンB6の摂取量が多い人は死亡リスクが低いという結果になりました。
Long-Gang Zhao et al. "Prospective cohort studies of dietary vitamin B6 intake and risk of cause-specific mortality"

研究の方法

上海に住む男女13万人超を対象に、食事から摂取するビタミンB6の量をアンケートで調べたのち、男性は10年間前後および女性は16年間前後(男性と女性でコホートが異なるため)にわたり生存状況を追跡調査しました。

結果

死亡リスクに影響する様々な要因を考慮しつつデータを分析したところ、ビタミンB6摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)が男女ともに17%低下していました。

死因別

死因別にビタミンB6摂取量が最大のグループのリスク低下幅を見ると、心臓病&脳卒中では男性が-27%および女性が-20%、脳卒中に限ると男性が-29%および女性が-28%、心臓病に限ると男性でのみ-34%というものでした。

ガンで死亡するリスクとビタミンB6摂取量とのあいだには男女ともに関係が見られませんでした。

ビタミンB6を豊富に含む食品

1食分の量を考慮すると、ビタミンB6を最も豊富に含む食品のベスト10は次の通りです(いずれも生):
  1. みなみマグロ(赤身1.08mg/100g、脂身1.00mg/100g)
  2. びんながマグロ(0.94mg/100g)
  3. 牛のレバー(0.89mg/100g)
  4. くろマグロ(赤身0.85mg/100g、脂身0.82mg/100g)
  5. カツオ(0.76mg/100g)
  6. ケールの青汁(0.75mg/100g)
  7. めじマグロ(0.73mg/100g)
  8. 鶏のささみ(0.66mg/100g)
  9. 鶏のレバー(0.66mg/100g)
  10. ごまサバ(0.65mg/100g)