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ビタミンCの摂取量が多すぎても乳ガンのリスクが増加

(2016年5月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたフランスの研究で、閉経後の女性のビタミンC摂取量が多すぎると乳ガンのリスクが減るどころか増えてしまうという結果になりました。出典: Vitamin C supplement intake and postmenopausal breast cancer risk: interaction with dietary vitamin C.

研究の方法

閉経後の女性5万7千人超を対象に、食生活やビタミンCサプリメント服用量に関するアンケートを実施したのち10年間ほどにわたり乳ガンの発生状況を調べました。 ビタミンCサプリメントの服用に関するアンケートは調査期間中に4回行いました。

結果

データ全体の分析では、ビタミンCのサプリメントを服用したことがあるというグループと服用歴が無いというグループの比較では、乳ガンのリスクに違いが見られませんでした。

ところが、食品から摂取するビタミンCの量が最も多い層(上位25%)に限っては、ビタミンCサプリメントを服用しているグループは服用歴が無いグループに比べて乳ガン(*)になるリスクが32%高くなっていました。
(*) 原発性の浸潤性乳ガン
結論
今回の結果からすると、ビタミンC摂取量と閉経後女性の乳ガンのリスクとの関係は、U字型あるいはJ字型のグラフになるのだと思われます。

つまり、食事とサプリメントで摂取するビタミンCの量の合計が少なすぎる場合と多すぎる場合に乳ガンのリスクが高くなる。

ただし今回のデータで、食事から摂取するビタミンCの量が少なかった層においても、ビタミンCサプリメントを服用していると乳ガンのリスクが低かったというわけではありませんでした。